生成AIの進化で、作曲の方法、音楽制作の現場が大きく変化しています。
本講座はメロディメイクという作曲の最も基本的な部分で、
人間にしかできないクリエイティブが何なのか?
AIとどう付き合うのか?
「30分で最高のメロディーをつくる」
という実践を通じて、作曲とは何かについて浮き彫りにします。
欧米では主流だったコーライティングが日本でも広まってきました。山口ゼミ/Co-Writing Farmは、クリエイター主導のコーライティングムーブメントを牽引してきた「コーライティングの震源地」です。150人以上のメンバーによるプロ作曲家コミュニティ「Co-Writing Farm」では、年間約400のコンペ依頼を頂き、毎年100曲を超える作品を世に送り出し続けています。CWFで活躍する2人の作曲家(ペンギンス、alura)が、音楽制作の現在地を語ります。
DAWとプラグインの技術進化で、今ではコーライティングメンバーにAIがいるような感覚になりました。ただし、プロの作曲家としての創作には著作権侵害などの知識も必要です。
実践コーナーには、「良いメロディーを作るための基準となるものの考え方」「素早い判断」をする様子をリアルタイムで共有します。
メロディーが早く書けるということは、良いメロディーが書けるということと極めて密接なつながりを持っています。なぜなら良いメロディーとは良い選択の積み重ねであり、良い選択とはすぐれた基準(と良質のインプット)により生まれるからです。したがって逆に言うと、すぐれた基準があれば、すぐ良い選択ができますから、良いメロディーほど早く書けるはずなのです。
なお、作曲の方法は十人十色で、歌って作るシンガータイプ、歌詞から作る詞先タイプ、演奏しながら考えるプレイヤータイプ、さらにはビートから始まるトラックメーカータイプと、多種多様です。しかし経験上、どのタイプであってもすぐれたメロディーメーカーの多くはスピードにも長けています。そのことが先ほど申し上げた「良いメロディーがすぐれた基準から生まれる」ということの証明になっていると思います。
スピード作曲実況中継を担当するペンギンスは、1000曲を超えるコーライティング経験を生かして、大手レーベルのA&Rとしても活躍しています。
海外ソングライティングキャンプの経験を踏まえて、台湾、タイでの作品リリースもあるaluraには、ETU「AI作曲プラクティス講座」で浅田祐介さんを通じた、AI活用の最前線情報を共有してくれます。
作曲の初心者から、行き詰まりを感じているプロ、ボカロなどで活動するクリエイターまで、は幅広い方に有益な体験となるはずです。ぜひ、お申し込み下さい。